JR松阪駅は三重県松阪市京町および京町一区にある東海旅客鉄道 (JR東海)・近畿日本鉄道 (近鉄) の駅です。
こちらの北改札口のトイレを見てきました (トイレは北・南改札口の2か所にあるようだが、南改札口は時間の関係上、見物していない) 。
今日は、JR松阪駅・北改札口のトイレを紹介したいと思います。
今年最初のトイレ紹介となります。
■JR松阪駅・北改札口トイレ
北改札口のトイレ出入口です。
洗面台はカウンター式でTOTOのL830を2台使用しています。蛇口は自動水栓アクアオートを使用しています。
小便器はTOTOの自動洗浄小便器UFS610CSを3台使用しています。
大便器個室は洋式1室、多機能トイレ1室の2室です。このトイレの竣工時期は2000年代と思われますが、珍しく昔のトイレのように多機能トイレは一般トイレ内に設置されています。
大便器はTOTOの壁掛式サイホン便器C550SUを使用しています。洗浄装置はタッチスイッチ式フラッシュバルブを使用しています。他者情報によると以前は和式だったとのことです。
■多機能トイレ
【珍品】多機能トイレの便器はTOTOの車椅子対応サイホンゼット式便器C48ASを使用しています。洗浄装置はタッチスイッチ式フラッシュバルブを使用しています。こちらのC48ASですが、他で設置されているものとは違いがあります。一般トイレ内に設置されている多機能にしては広めで、車椅子が回転できるスペースもあります。
これでお分かりかと思いますが、比較的よく見るものとことなり、便器側面にロゴがあります。つまりこの便器はCeFiONtect仕様の特殊品ということです。C48ASは今でも至るところで見かけますが、CeFiONtect仕様の特殊品は少ないと思います。他者の情報によれば同社C48SRにもCeFiONtect仕様の特殊品が実在するようです。
洗面台は品番区分では手洗器となるTOTOのL30DMを使用しています。蛇口は自動水栓アクアオートを使用しています。小型手洗器はTOTOのL570Aを使用しています。蛇口は自動水栓アクアオートを使用しています。
【珍品】オストメイト対応設備 (汚物流し) はTOTOのSK35H (あるいはSK35 T1) を使用しています。洗浄装置は押し棒式フラッシュバルブを使用しています。
【コメント】
トイレはきれいです。記事にも書いたよう、2000年代竣工にしては珍しく多機能トイレが一般トイレ内に設置に設置されていましたが、トイレは広く、オストメイト対応設備なども完備されていました。
コメント
コメント一覧 (5)
C48系のみならずC454PVRやC40/C425R/C416 R/C750AV/U57R/U408/U370/などと言ったものもCeFiONtect仕様が存在してますし基本的にCeFiONtectはオプションとして色んな便器で特殊品扱いで可能だったのかもしれませんね。C21NなんかもCeFiONtectの物がどこかにある可能性も捨てきれませんし。
SK35Hは確かに珍しいですね。私も1回しか見たことがありません。右給水のタイプは腐るほど見てきましたが…。
toyofan909
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C48ASでCeFiONtect仕様の特注品は、私も東京メトロ(当時は営団地下鉄だったかも)東西線浦安駅で見た記憶があるのですが、民営化後に再改修され消滅してしまったかもしれません(所用で駅長室へ行く途中に職員用トイレも見えたが、暖簾が掛けられていたとはいえ客用と同様の雰囲気だった。また、それ以前のトイレは鳩マークのLIXIL{INAX}の器具を多用したトイレで、個室は和式だったとはいえ東京メトロ銀座線虎ノ門駅のトイレと似たような雰囲気だったと思う)。
jabonex氏blogにあった東京メトロ銀座線虎ノ門駅のトイレの記事→http://blog.livedoor.jp/jabonex/archives/24975693.html
近鉄といったら今は激減しているとはいえ、一昔前は東急と並んで壁式小便器が多かったと思いますね(一方の東急では田園都市線を中心に壁式がしぶとく残ったものの、宮崎台駅を最後に消滅した模様)。
toyofan909
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C48系のCeFiONtect仕様は私はこのC48ASが唯一です。仰られている通り、C48SRのCeFiONtect仕様は私も業者さんが公開されていた記事で見ました。
仰られている機器の中でCeFiONtect仕様の特殊品はC40・C425・C750AVは初耳です。他だとC720やC111にも特殊品が実在しています。本来は非CeFiONtectとなる機器にもCeFiONtect仕様の特殊品を出しているのはこれも特定顧客向けではないかと私は把握していました。C21系にもCeFiONtect仕様の特殊品が実在するかは確かに私も気になりますが、2004年に洗浄水量10Lに改正されたあともCeFiONtect仕様にはならなかったのでC21系にはCeFiONtectは一切ないようなきがしますが…。
SK35Hは珍しいと思います。私もSk35は至るところで見ましたが左給水のSK35Hは数えるほどにしか見たことがありません。左給水は少ないですが、SK434 T2よりは多いのではないかと思われます。
toyofan909
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確かに北改札口は近鉄の改札口にはなっています (他の路線にもアクセスできたかは記憶が曖昧) 。タイトルは修正しておきます。
お宅もC48ASのCeFiONtect仕様の特殊品を見られたことがあるのですね。普通のC48ASよりも数は少なく滅多に見ることのない機器だと思います。C48ASのCeFiONtect仕様の特殊品は貴重ですが再改修されてしまったのは残念ですね。
東西線浦安駅の改修前のトイレは銀座線虎ノ門駅のトイレと似ていたということですかね。鳩マークということは和式はC-452系を使用していたのでしょうか。宮崎台駅のトイレは他サイトで見ていましたが小便器は予想以上に痛みが激しかったような気がします。壁式小便器も昔は首都圏では所々見られたようですが、今は少なくなりましたね。やはり修理不能や不衛生という理由ではないかと思われます。
toyofan909
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駅トイレにしては綺麗で使いやすいですね!
僕初めて知ったんですが
トイレの脱臭の仕組みこんな風になっていたんですね!
ウォシュレットの便座を外すと裏側に脱臭フィルターという小さなフィルターがあって、その奥の脱臭装置がファンが自動的に回転させて臭いを吸い込む仕組みになっているんです。 吸い込まれた臭いは触媒によって吸着分解され、無臭に近くなってトイレ内に放出されるそうですよ。
www.google.com/search?safe=active&hl=ja-JP&ei=lX0FYKToBJCGoAS80Z2gDw&q=%E4%BE%BF%E5%99%A8+%E8%84%B1%E8%87%AD+%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF&oq=%E8%84%B1%E8%87%AD%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF&gs_lcp=ChNtb2JpbGUtZ3dzLXdpei1zZXJwEAEYAjIFCAAQzQIyBQgAEM0CMgUIABDNAlAAWABghNEBaABwAHgAgAGpAYgBqQGSAQMwLjGYAQDAAQE&sclient=mobile-gws-wiz-serp
toyofan909
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