今日は、以前に撮影した。
東洋陶器の設置物件や古さ、希少価値等について紹介したいと思います。

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那覇市真和志庁舎
1968年完成


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トイレ内分、出入口
壁やタイルは昭和40年代といえる古さがわかります。


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洗面台はTOTO(Toyotoki)のL221を使用しています。


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小便器は3つあり、TOTO(Toyotoki)のU37を使用。
U37は昭和時代の代表的な小便器で高級なパブリックのビルに使われていました。
1984年にはボウルの深さを改良したU370に変わり、生産中止となりました。


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小便器のロゴです。
Toyotokiの前期ロゴは1968年まで使用されていたようです。

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大便器は和式2室です。


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便器はTOTO(Toyotoki)のC75+TOTO(Toyotoki)のS570(旧型)を使用しています。
S570は1969年頃に現在の形にモデルチェンジされたようです。

2階には多目的トイレが増設されていましたが、写真は撮っていません。

東洋陶器は1917年の設立から1970年まで53年間名乗られていて、1970年から2007年までは東陶機器、2007年からは現在のTOTO株式会社となっております。
ToyotokiロゴからTOTOへ変更されたのは1969年で、東洋陶器の衛生器具は約半世紀前の器具であり、現在は改修や改築等で数が少なくなってきており、今では全国的に貴重かと思います。